日本静脈経腸栄養学会へ参加してきました。
とても大きな学会で医師、看護師、セラピスト、薬剤師、栄養士、それぞれの分野からの視点で発表されていました。
どれも興味深い内容!!
先日、重症児の「食べる」を支援することを つばさ静岡の浅野先生から学び、
お口から食べる大切さ、栄養バランスを考えることの大切さを改めて整理することができました。
医療ケア児を育児するお母さんたちの悩みの一つは食事!!
子どもたちがお口から食べる、注入できる食事を作ることは大変なのです。
子どもが感じる口当たりや嚥下機能状態、そして必要な栄養素を考えながら作らなければなりません。
私たちも訪問中に「どうしようか?こうしてみようか?」とお母さんと一緒に悩みます。
訪問看護師として、どんなものを食べているのか?どのような形態なのか?それを食べる子どもの状態は?姿勢は?
観察することは、盛りだくさんです。
栄養バランスの良いものを食べることは「元気に生活する」ことに欠かせないこと!!
今回、ママもちょっと手抜きをできるアイテムを出展ブースでたくさん見てきました。
たべやすくするためのトロミ、ゼリー
水分補給できるもの、少ない量でカロリーが摂れるもの
見ためも美味しくいただけるレトルト商品と工夫しやすいヒントを得ることのできる書籍
微量元素をとりやすい飲料やゼリー
年々、食べ物や飲み物の研究がされ、栄養素を上手く取れる商品が増えてきました。
でも、小児規格のものは少ないため、どれくらいの量を摂るのか?成長段階や疾患の状態も踏まえて選択しなければなりません。
私たち、訪問看護師も栄養の知識・食形態の工夫の仕方を身につけて、子どもに関わる必要があります。
お母さんが楽に楽しく作り、子どもたちが笑顔いっぱいに美味しいと感じるものを上手く提供できればと思います。
また、最新情報を沢山アップデートしたのでご家族に知識のお土産を届けることが楽しみです。