ダイジョブ主催で IMA Rela(予防環境支援講習会)を開催しました。
ポップンクラブの村上潤さんが開発されている座位保持椅子は、子どもたちが魔法にかかったかのように素敵な笑顔を見せてくれます。村上さんがこれまで出会ってきた子どもたちから学んできたことを振り返り、現在は、NICUに入院する赤ちゃんに着目されています。
「成長が始まる!!その時から予防環境を提供すること!!」それがIMA Relaの教えです。
ダイジョブでは、「ダイジョブのHappy 7」と名付けて スタッフに子どもたちの小さな変化を必ず一つみつけてご家族に伝えることをお願いしています。
子どもの小さな変化は、発達を促すこと、家族の子どもに対する絆形成に大きな影響を与えると思っています。
私たちは、その変化を「意味のあるケア」に繋げていきたい!!
そのために、ベビーウェアリングに着目しています。ただ、抱っこは生活の中で四六時中は行えない!!
子どもがリラックスできる道具が必要となってきます。まず椅子が必要になってくるのです。
村上さんの作る椅子「シュクレN」は、☆魔法の椅子☆
自信をもってそうお伝えできます。 子どもたちの身体が重力・緊張と戦わないような構造になっているのです。
今回、この講習を行う上で、生活を拡大してもらいたいダイジョブキッズにモデルさんをお願いしました。
普段、嫌なことがあると反り返ってしまうダイジョブキッズ
まずは、村上さんが抱っこをして彼女の身体をじっくり観察してくれました。最初はパパから離れたことに怒って泣いて反り返っていまいたが、村上さんのキャスパー抱きでリラックス!!
普段とっても手先は器用に使うキッズですが、椅子に座るとアッという間に・・・前腕から手の先までしっかり連動して動く!!
そして何より首が安定して、お尻が逃げない!!キャスパーから降りた後も体幹が安定し胸や肩がリラックスしていました。
これには、参加者もビックリです。
お家に持ち帰り、このシュクレNを使って頂いていますが、私たちがいるとシュクレをを指さして「あれに座る!!」と訴えます。
パパがいる時は、パパに遊んでもらいたくて椅子より抱っこになってしまいますが→これは意思があってまた可愛い!!
シュクレNに座り、この姿勢をとることで、嚥下ができたり、首の回旋や手の動きが変化しています。
こんなに変化するなんて・・・びっくりです。
→(FaceBookに村上さんが動画特集を作ってくれているので是非ご覧ください)
在宅では、治療より予防環境が主となります。予防環境が病院から取り入れることができたら・・
子どもたちは安心して安定を手に入れてお家でも健やかに過ごすことができるのではないかと思います。
子どもが元気で笑顔でいると、パパやママも頑張れる!!
笑顔がたくさんある日常を一緒に過ごせるように、私たちもこの教えをつないでいきたいと思っています。