ある、料理人さんから「おにぎりの話し」を聞きました。
「おにぎりは、それぞれのお家の味がある!!それは、その家庭のお母さんの手で味が変わるから」
その話しを聞いたときに、私は納得!!
私の母のにぎる「おにぎり」はゆかりとちりめんいりこ&ゴマを混ぜて最後に海苔を巻くおにぎり
私の祖母のにぎりる「おにぎり」は白ご飯に手作りのごま塩をまぶしたおにぎりでした。
たまーにそのおにぎりが食べたくて、自分で作っても同じ味にならない・・・・
ただの「おにぎり」なのに・・・とずっと思っていました。
そして、実家に帰り母がにぎるおにぎりを食べると「あーこれこれ」と懐かしい、幸せな気分になります。
料理人さん曰く、それぞれの手にある常在菌で味が変わるとのこと。
おにぎりは、発酵食品!!というのです。
菌??と聞くと「えー!!」と思うかもしれませんが、常在菌は悪い菌ではありません。
最近は、出産後にママの素肌に抱っこさせる「カンガルーケア」を行いますが、それはママと同じ常在菌を赤ちゃんにつけて
赤ちゃんが他の菌と戦えるようにしているくらいです。
料理人さんは、「私は、皆様のそれぞれのお家のおにぎりの味があるから絶対素手ではにぎません。」とおっしゃいました。
それぞれのご家族の味には絶対にかなわないから!!と・・・
おにぎり一つが
家族の味☆家族のむすび☆になるって素敵じゃありませんか??
最近は、手軽にコンビニおにぎりが手に入る時代ですが、ぜひ「おふくろの味 おやじの味」をそれぞれの家族に残してほしいものです。