2月10日に横浜の滝頭小学校6年生に『いのちの授業』を行ってきました。
ダイジョブの運営母体である「難病の子どもとその家族へ夢を」が団体の最高顧問職としてご尽力下さった日野原重明医師の遺志を永遠につなぐために無償出前授業を行っています。
日野原先生が生前、NHK教育テレビの「シリーズ授業」で全国の小中学校を対象に講演形式で始めた活動です。
いのちの授業を通して、子どもたち一人ひとりが自分の「生きる役割」を考え、将来に希望を抱き、自分自身と仲間を大切にするこころを抱き続けてほしいという願いを込めています。
今回は、助産師として所長:有馬が見て・感じて・つながってきた「いのち」を子どもたちにお伝えしました。
☆ここに生まれてきているみんなも一生懸命、お母さんに協力して生まれてきた。
産道を通ってくるときにこんなに皆は頑張ったんだよ!!子どもたちも「えーきついー」という反応。
☆病気を持って生まれてきた子どもが一生懸命「いのち」をつないで生きていく姿。
病気の子がたくましく、そして家族もいのちを大切にしているストーリーを伝えるとじーっと真剣に聞いてました。
☆子どもたちの世界でおこっている「いじめ、不登校、自殺・・・」いのちを粗末にしないでほしいこと・・・
この話しになると子どもたちの背筋がピシッとなりさらに目つきも真剣になっていました。
自分に与えられた「いのち」を自分のため、人のために使っていくことを大切にしてほしい!その願いを込めてお伝えしました。
子どもたちには、子どもたちの世界での悩みや訴えがあるのかな??
子どもたちから私も感じることが沢山ありました。
リアルなお産のシーンを友人で北九州で助産院を開業している「日向助産院」から提供いただき、誕生の神秘さ、お腹の中の赤ちゃんの姿を伝えることができました。協力いただいたご家族に感謝申し上げます。
今回の授業の後に、子どもたちがご家族と自分が生まれてきたときのお話しを聞けたなら、また自分たちの「いのちが大切なもの」であることをを感じることができるのではないかと思っています。
今後、全国の小中学生に私たち団体だからできる「いのちの授業」をお伝えしていきますのでご興味のある方はお問合せください。