決めつけない

久しぶりにワクワクする本を読みました。
この本を読んだ時、心の底から「ありがとう」でいっぱいになりました。
著者の中嶋さんは難病の子供やその家族、そしてこの人たちの力になりたいと活動している人にクリアな視点で向き合う方。
彼女が感じた疑問をドンドンぶつけて本当に大切にすべきコトを発見させていくのです。
私も彼女に疑問を投げかけられるとハッとすることと新たな気づきをプレゼントして頂いてました。
 
私の務める団体も寄附事業を行なっていますが、
寄附事業って日本ではまだまだ発展途上なんですよね。
 
どんな命も
あー、私生きてるなあ
生きるって素晴らしいし、楽しい、嬉しくなる。
 
って思える社会になるように
 
お金を動かしていく!
人が役割を持って社会に貢献する!
 
いま、日本のどれだけの人が
そこに気づいているか
 
最近のSNSは、
自分を大切に!自分が!
の投稿も多くみます。
 
自分らしさって本当に大切だけど
自分がどんなふうに社会の役に立てるのかを考えるともっともっと成長できるし嬉しさが溢れてくる。
 
中嶋さんのこの5年間の一つ一つの関わりと出会いには沢山の愛情が詰まっていて、小さな気づきを丁寧に築き上げてきたんだなあ。と感じることのできる一冊でした。
 
やり方は違うけれど
「小さな気づきを丁寧に築いていく」
ことは私の人生のミッションだから
この本を読んで嬉しさとワクワクする刺激をいただきました。
 
是非、今前に進もうとしてたり
何かに悩んで足踏みしている方は
読んで下さいね。
ダイジョブファミリーにも読んで頂きたい一冊です。
 
人って誰しもが
色眼鏡を持っているとおもうんです。
その色眼鏡は使い方を間違えると
人を傷つけてしまう時がある。
大切なことが見えなくなってしまう。
この本は、とってもパワーを貰えるし
社会の為に頑張ってる人にとってのヒントが沢山詰まってます。
 
きっと自分の色眼鏡を外せるようになると思いますよ。
クリアな世界になるとワクワクはまた深まりまるから
まずは、そこを感じて欲しいです。
 
中嶋さんいつもありがとうございます♡
私の色眼鏡もクリア感出てきました。
感謝してます。
2022年5月21日 | カテゴリー : 未分類

えがおのストーリー

12月2日発売の雑誌:オレンジページの
えがおのストーリーに掲載いただきました。
素敵なライターさんに
自分の今までと「いま」そして「これから」
を聞いていただき私の役割を改めて見つめ直すことができました。
最近は、地域で働く助産師も増え
助産師らしい創造力を持って
母と子に寄り添うカタチをつくられている方々が
増えています。
でも、なかなか認知されることに時間がかかる。
助産師が産み育てる母と子供の近くにいることを
知っていただきたいという想い…
医療ケアがある子やそのご家族に
寄り添う人が近くにいる!
その想いが届けばと思っています。
私は、女性の傍にいる助産師であり
病気を持つ子ども
発達が緩やかな子どもたち
医療的ケアのある子どもたち
を大切に育むお手伝いができる訪問看護師です。
ただ単に看護を提供するだけではなく
「いま」を一緒に感じて歩んでいく
一緒に笑ったり、泣いたり、喜んだり、怒ったり
色んな感情を出し合って一緒に歩んでいく。
そんなステーションに育てたいと思っています。
これから何か新しい道へ進む助産師さん&看護師さんにも
一歩踏み出すきっかけになってもらえたらいいなあ。
改めて書いて頂いた記事を読んで感じたコトでした。
このような機会をいただき感謝です。
これからも寄り添い人として出逢っていく方々を大切にしていきます。
2021年12月2日 | カテゴリー : 未分類

小児在宅ケア研修会Vo1

【小児在宅ケア研修会】
病院スタッフ向けに小児在宅ケアの研修会を行いました。
ダイジョブ主催で開催。
今回は
◉小児在宅看護の実際
◉ダイジョブファミリーからのお話し
◉きょうだい児のケア
◉ダイジョブが行うベビーウェアリング
 
盛りだくさんの内容でした。
 
私は、在宅ケアは
「医療者と患者でなく人と人」として関わる
ここに到達するまで看護師&助産師として難しい
 
ただの人と人ではない。
一緒に自分自身に向き合う関係性
心と身体に向き合い、自分と家族がどう前に進むかを考えて行動する。
そこを目指してます。
 
小さな気づきを共に築きあげていくと
喜びに変わっていくんですよね。
 
看護や助産には色んな考え方があるし
色んなアプローチがあります。
 
私は、目の前にいる人にきちんと向き合うことを大切にしたい。
この人がどんなメッセージを発信してくるか
きちんと受け止める力をつけていきたいです。
 
今回、ダイジョブファミリーに
自分のこれまでとこれからについてお話しいただきました。
涙ながらにこれまでの苦労といまの幸せを伝えてくださいました。
ママの顔がキラキラ輝いていて嬉しかったです。
 
そして、ダイジョブスタッフが
きょうだい児、ベビーウェアリングについて講義してくれました。
きちんとダイジョブの進む方向をみて資料を作ってくれて感謝の気持ちで一杯になりました。
 
少しでも参加してくださった皆様に
この想いがとどき、日常のケアにいかせますように。
次回は、福祉分野のお話しになります。
6月にダイジョブプラス(児童発達支援)の開設をし
児童発達支援管理者の小林が福祉分野に関して詳しくお話ししてくれます。
スペシャルゲストも2名の先生に参加していただくことになりました。
病院では学ぶことのできない楽しい学びとなることでしょう。
おたのしみに!
2021年11月28日 | カテゴリー : 未分類

人と人として

秋めいてきた気持ちの良い季節となりました。

ダイジョブファミリーもキッズも元気にスクスク成長して嬉しい時間を過ごさせていただいております。

最近は、キッズがそれぞれのペースで成長をして、私たちに自分の想いや希望を伝えてくれるようになりました。

みんなそれぞれの表現の仕方で自己主張ができることを楽しませていただける♡

お話しができる子は自分の言葉で伝えてくる。

お話しができない子は精一杯身体や手先を使いジェスチャーで伝えてくる

身体が動かせない子は、目を動かしたりや呼吸の仕方で伝えてくる!

こうした自己主張を感じとりマッチングすると信頼が生まれてきます。

そしてキッズがさらに成長し安心して過ごせる環境をご家族と共に創ることができるのです。

ご家族もこうして安心した環境を手に入れると社会へ一歩足を踏み入れ始めます。

その姿を見ることは、私たちにとってとても嬉しいと同時に次の課題へとぶつかり次の一歩はどうしようか?と欲も出てきてしまいます。

私たちスタッフも一緒に成長していかなければなりません。

ダイジョブファミリーやダイジョブのstaffに「いま、教えてもらっていること」

それは「人と人として」関わることです。

看護師として身体を観察する!身体の声を聴くことは大切。

次は、僕が聴くね♡

お互いの鼓動を確かめ合い、笑顔一杯になる。

こんなコミュニケーションが大好きです。

私たちのコトも知ってもらうと少し心の扉を開いてくれます。

ここからは、看護師さんではなく「人の人として会話」をして、色んな想いを聴く!

ここに、お母さんやお父さん、きょうだいも語らう。

想いを聴いたら看護師としての力を発揮する!

在宅で小児看護をする面白さだと感じています。

相手が何を求めているのか、本当の想いはどんなコトなのか?

じっくり聴いて、想いを感じて、ツナゲル

これを大切に私たちが育んでいくことが「社会へツナゲル一歩かな??」と最近感じていることです。

これから、どんなカタチに変化していくのか?どんな気づきを築き上げるのか?

子どもたちもご家族も自分たち自身を大切にしていくコトができるような寄り添いを続けていきたいと思っています。

 

 

 

 

2021年10月2日 | カテゴリー : 未分類

手をつないで世界を広げよう

さくらの季節があっという間に過ぎて、アジサイの季節になりました。

今年は、暑い夏になりそうですね。

ダイジョブは5年目に突入、小さかったキッズたちが保育園や小学校へ通うことになり

春は戦いの季節でした。

医療ケアがある子どもが支援学校でなく、地域の普通級に通うために1年間かけて準備し、めでたく入学することができました。入学したことがゴールではないので、小学校一年生になったキッズは休み時間に医療ケアをするためにお友達との時間を裂かなければならない。その子なりに必死に戦っています。その子を見守る母もこれまでは、母が必死にその子の体調を守り、保育園に色々交渉をし頑張ってきたので、小学校というまた新たな世界にドギマギしながら頑張っています。

まだまだ、医療ケアのレベルによっては学校の普通級に進学するには壁がある現実・・・

それでも、10年前よりも行政の方や学校の先生方が理解を示してくれるようになってきました。

訪問看護ステーションの訪問看護師が学校へ出向き指導することは、医療保険ではまかなえないこともあり、ほぼボランティアもしくはご家族の自費負担になってしまいます。

小さな頃から子どもたちの成長をみて、ご両親の伴走者となっている私たち訪問看護師が現実問題をしっかり把握すること!いまの問題は?をきちんと整理することは小児を専門とする訪問看護師にとって大切コトです。

ダイジョブstaffの次のステップとして、子どものために!迷いに迷っているお母さんのためにひとつづつ社会への扉を開いて「これでよかった」と自信をもって生きていけるように関わりを持つことを掲げていこうと思っています。

このためには、私たちでなく子どもと家族を取り囲む地域の人や教育現場の先生方と手をとりあっていくことが必要です。

先日、学校で入学後の状況やケア方法を統一する会を行いました。

教育の現場も初めてのことで戸惑いもあったようです。

こうした、顔を合わせて話をすることでたくさんの現状が見えてきました。

不安で一杯のお母さんに校長先生が「お母さんの肩に背負っている荷物を降ろしていこう」

そんな言葉がけをしてくださいました。まだまだお母さんは、不安でその言葉が耳に入ってはいなかったけれど。その言葉を聞けて「よし、学校と手をつないでこの子も母も楽しい社会になるように寄り添っていくぞ」そう心に誓いました。

家族だけで頑張るのではない!身近で一緒に育児をしている私たちが協力する!

今年の春は、訪問看護師が協力することで子どもの世界が広がることを学ばせていただきました。

ダイジョブキッズが成長する毎に、私たちも1つ1つ成長させていただけております。

医療ケアもその子の個性!子どもたち一人一人の個性を大切に・・・

みんなで手をつないでその子の世界を広げていきたいです。

2021年5月28日 | カテゴリー : 未分類